河村泰子さん(ピアノ)リサイタル「吉松隆作品集」

2006/ 6/24(土)18:30~@ムラマツリサイタルホール(新大阪)

河村泰子さんは、大手マネジメントによるジョイントコンサートやサマーフェスティバルへの出演、室内楽の自主企画等を多数こなしてこられた実力派ピアニスト。

特に重視してこられた吉松隆さんの作品で「初リサイタル」を開催されました。

吉松隆さんは私と同世代。アマオケでバスーンを経験されたそうですが、主にロックバンドで音楽活動をされたとか。現代音楽的書法のなかからフッとヒューマンな歌がこぼれ出る魅力的な曲を多数書いてこられました。

椅子を一列追加するほどの大盛会で、前寄り中央はほとんど埋まっていました。
空席を探していたところ、ご自宅に黒田育世さんと吉田仁美さんを招いてコンサートを開いておられる三田市の主婦のかたが2列目から手招きしてくださったので、お隣の席にしました。

気がつくと私のすぐ後ろの席で吉松さんが聴いていらっしゃったので、少し緊張しながら、何とも表情豊かに語りかけてくる作品群に陶酔することができました。



【Part 1】
「プレイアデス舞曲集」Ⅰ~Ⅲ
1集あたり7曲で計21曲。Ⅲの最後の3曲はフルートとギターとの編成で演奏。
画像
第3集が広く愛奏されているようです。

★「デジタルバード組曲」(ピアノ・フルート)
フルート:中務晴之さん

【Part 2】
★「優しき玩具」より5曲
古風なる樹の歌/G氏の肖像/夕暮れの天使たち/木洩れ陽のロマンス/ストリート・ダンサー
ギターソロ:増井一友さん
限りなく柔和で親密なアピール力に頷いてしまいました。

ここで吉松さんがステージから話されました。

★「アルリシャ」 ピアノクァルテット(ピアノ・フルート・ヴァイオリン・チェロ)第1楽章~4楽章
ピアノ:河村泰子さん
フルート:中務晴之さん
ヴァイオリン:友永健二さん(関西フィル)
チェロ:黒田育世さん

★「アトム・ハーツ・クラブ・トリオ」第1楽章~4楽章 ピアノトリオ版 初演
ピアノ:河村泰子さん
ヴァイオリン:友永健二さん
チェロ:黒田育世さん

ピアノトリオとクァルテットの楽譜(未発売)は吉松さんから直接提供いただいたそうです。

全4回シリーズを前提としたものとのこと。
「プレイアデス舞曲集」は現時点で9集まであり、今回に続き順次演奏されるとのこと。
吉松さんに新曲を書いていただけたら、とのご希望もお持ちだそうです。


河村さんと、チェロの黒田育世さんとだけお話しして帰りました。
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河村泰子さんについて

河村さんとは2003/10/26に廣谷幸子さん&春本佳代さんのカフェD.S.G.のコンサートの客席でお初にお目文字叶い、演奏はその秋以来6回ほど拝聴し、そのつど感銘を受けておりますが、個別記事化が遅れ失礼しております。
「サマフェス怒濤の4日通し券」を2004年夏以降申し込んだり、黒田育世さんにコンサート通知をいただけるようになったり、大阪アーティスト協会の関わる他のコンサートを聴き歩き予定に加えたりするようになったりしたすべての出発点は、カフェD.S.G.で河村さんお会いしたことに端を発しています。

吉松隆さんの作品を演奏されたのは
2004/ 8/19(木)@いずみホール「サマフェス大阪」で中務晴之さんと「デジタルバード組曲」
2004/11/ 2(火)@王寺町「やわらぎ会館」で高橋美輪さんと「ランダムバード変奏曲」
____________________館長が王寺町の洪水について話されたのに対し、阪神大震災の被災経験を話されました。
2005/ 1/30(日)@JR芦屋駅前山村サロンで「3つのワルツ」

他に聴いたのは
2003/11/15(土)@いずみホール 「ショパンと旅する3時間」で「子犬のワルツ」と「子守歌」はロビーのテレビで拝聴しました。エチュード「革命」とプレリュード「雨だれ」は客席で聴きました。
2004/ 6/12(土)@岡本好文園「ファミリーコンサート/ベートーヴェン特集」w/丹下輝子さん&黒田育世さん
2005/ 7/ 2(土)@生田文化会館「ファミリーコンサート/モーツァルト&ドホナーニ」w/友永健二さん(vn)・江本栄梨奈さん(va)・黒田育世さん(cello)

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