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zoom RSS 【聴2008-54】本山加奈さん/北村侑樹さん/戸川晃子さん@府民ホールアルティ

<<   作成日時 : 2008/04/03 19:00   >>

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2008/4/3(木)19:00@府民ホールアルティ




オフィス池山さんが「銀の星たち」のタイトルで開催しておられる3人ジョイントのシリーズ。
聴きのがした前回に弾かれた堀田紗礼さんは、こんど同じオフィス池山さんが6/24(火)に開催する「新進演奏家の夕べ」で弾かれます。そちらはソプラノ小梶史絵さんとの2人ジョイントです。


さて、

1.ピアノソロ:本山加奈さん
シューマン:カルナヴァル
全体的に「精一杯」の印象が残りました。次回この曲を弾かれる時は、奏者としての意思をいっそう反映した演奏を期待します。

第1曲「前口上」は、真ん中(主部か)のアレグロの推進力が時折ルバートによって削がれる気がしました。
第5曲「オイゼビウス」は内省的な美しさがよく出た演奏でした。
第8曲「応答」のあと、通常は省略されますがこの曲のモットー音列を示す「スフィンクス」と題された部分も演奏されました。
第11曲「キアリーナ」は、熱い想いが込められた演奏でした。この題は「クララ」をイタリア語化したものでしたっけ。当てられますなぁ。
次の第12曲「ショパン」は、ショパンのノクターンのような、右手メロディ対左手アルペッジョのスタイルで書かれた美しい曲。
第14曲「再会」は、「野暮なシューマン」丸出しの曲。左手でぎょうさんのキーを掴んでスタッカートで連打するもので、キーのカサカサいう摩擦音が目立ってしまっています。
第19曲の「休息」という題にシューマンが仕掛けたトリック:題に反して、次の終曲への、極めて速く弾かれる序奏じゃないですか。
終曲はスタッカートの歯切れ良さに好感。ベートーヴェンP協「皇帝」終楽章の引用にシューマン自作のメインテーマが重なってきて面白いです。

2年半でこの曲のナマ聴き5回目。プログラムに各小曲のタイトルが載っていたので「今どこ?」と迷ったのは1〜2箇所で済みました。
ナマ初聴きは赤澤佐智子さん@バロックザールでしたが、その時はあと2〜3曲あると思ったら突然終わりました。多くの曲が三部形式で書かれていることに馴れればもう少し全体の流れが見えてくるかも知れませんね。


2.ソプラノ:北村侑樹さん&ピアノ:尾花由佳さん
2005年のいつか、どっかの新人演奏会@同じアルティでこのお二人の協演を聴き、北村さんのお声と、「歌う喜び」の込もったスマイルに感銘を受けて応援を決めたのに、2年あまり応援サボっていました。改めて感銘。最高のスマイルは天の恵み。
尾花さんは5日前の3/29(土)、この同じアルティで田丸葵さんの伴奏をされたのを聴いたところです。生き生きした表情のピアノで新進声楽家から厚く信頼されておられると想像できます。

(1)中田喜直:さくら横ちょう
(2)同:霧と話した
(3)ドナウディ:
(4)同:
(5)プッチーニ:O mio babbino caro
(6)同:私が街を歩くと
(7)ドニゼッティ:あの目に騎士は

ホールに来て席に着くなり、ぐうぜんすぐ後ろの席にいたわが妹から「何しに来てんの」と声かけられ慌てました。先日の彼岸参りを私が仕事で抜けたのがどーたらこーたら云っています。仕事や云うてるやん。
北村さんの母上と共通の知人のかたに誘っていただいたそうです。世の中狭くて...良かった。


3.ピアノソロ:戸川晃子さん
ショパンのソナタ3番を弾かれました。左手のスパンがやたら大きくて、難曲みたいです。

会場のスタインウェイに意地悪されたのか、左手だけ位置を掴むのがキツそうで、2〜3回お留守になった気がしました。それでも右手だけはテンポを維持され、中断もなく弾き終えられたのは流石でした。リカバーされる能力と気力に敬服。

私が訪れ始める前のピアジュリアンで弾いておられた記録を見た覚えがあります。けっこう純情なかたとお見受けしました。

翌日ピアジュリ社長曰く「戸川さんまた弾きに来てくれんかなぁ。会ったんなら頼んどいてくれればよかったのに」

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