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zoom RSS 【聴2008-11】京都オペラプラザ公演「天国と地獄」@京文芸

<<   作成日時 : 2008/01/19 18:00   >>

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2008/1/19(土)18:00@京都府立文化芸術会館





3日前、会館受付で昼の部が売り切れていたので夜の部を買ったところ、四方典子さんのソロは昼の部で、夜の部は合唱でご出演とのこと。昼の部売り切れは典子さんの牽引力の結果と判明。

仕事場から徒歩距離なので、途中の飯屋でカッ込んで、開演10分前入場。
なにせ「お独りさま」なので、どうにか5列目中央近くに着席。


プログラム開けてびっくり。以前から応援しているモダンバレエの橋本亜紀さん(今中友子さん門下)が、ダンスも多いこの劇全体を振付してはるやん!しかも休憩時間にロビーで向こうから見つけてくれはりました。プログラムに「人々の元気の源となるパフォーマンスを目指して奮闘中」と紹介されていますが、面識のできた10代半ばで、亜紀さんはすでにこの文のとおりの輝きを放っておられ、私にも「元気出して」と云ってくださったこともありました。


四方典子さんは、コーラスに入っても際立つ演技してはります。活き活きした目の動きが良いなぁ。

オフェンバック「天国と地獄」って、今まで知らんかったけど、退屈する暇のないコメディです。
オルフェオ(尾形光雄さん)とエウリディーチェ(野村明代さん)が出てくるのはグルックの古典的作品と同じで、グルック版の「われエウリディーチェを失えり」の引用も2回ほど出てきますが、こちらのストーリーでは、オルフェオが「これで別の娘たちを追っかけられる」と喜んだものの、世論(木村まどかさんのわざとらしい口調が名演)の糾弾を受けて嘆いてみせるという設定の中で歌われるので、可笑いことこの上なし。

そもそもエウリディーチェが浮気する羊飼いアリステ(梅田博行さん)の正体は地獄の王プルートーで、彼は「地獄区役所すぐやる課」に電話して配達させた大毒蛇(電飾入りぬいぐるみ)を、オルフェオがアリステを殺すために仕掛けた小毒蛇とすり替えておき、そこへエウリディーチェをおびき寄せ、噛ませて殺し、地獄に連れ帰ります。

天国では神々が空の青さと飯の不味さに退屈してジュピター(吉田昌樹さん)に反乱するデモを起こし、そこへオルフェオが世論に連れられて「エウリディーチェを取り戻したい」と訴えてきます。プルートーは言い逃れられなくなり、ジュピター一行の地獄ツアーを迎える羽目になります。

等々。


指揮者のついた小さなオーケストラが演奏。

要所要所に5人のバレエチームが登場。亜紀さんの振付でお見事に踊られます。

合唱隊には、アマチュアのかたや、小学校4年生の娘さんも入っておられます。


「京都オペラプラザ」は尾形光雄さんの指導の下にアマチュアのかたも参加できるオペラ団体らしいです。ソロにもプロに交じって何人かアマチュアのかたがおられます:
アルカディアの王子だったが今はプルートーに仕える亡霊ジョン・スティクスもそうでした。エウリディーチェを横取りしようと悪あがきする三枚目役ですが、エウリディーチェにニアミスするのは役得なのか、もどかしいだけなのか。

ジュピターの妻ジュノーもアマチュアのかたらしいです。

酒神バッカスのかたもそうかな。


地獄の大舞踏会でジュピターは、5人のダンサーとメヌエットを踊った後、有名なカンカンのドサクサにエウリディーチェを連れ帰ろうとしますが、プルートーが「待った。オルフェオに返す約束では」とクレームをつけます。

いざなぎ・いざなみ神話にもある「振り返ったらダメヨ」の条件を、ジュピターはオルフェオに課しておいて、インチキして雷鳴を起こして振り返らせます。
あ、ここでオルフェオは、世論に謗られることなくエウリディーチェを手放せるので、内心「しめしめ」ですね。
プルートーはこれでいよいよエウリディーチェが手に入ると思いきや、ジュピターは彼女にバッカスの巫女になるよう命じます。プルートーの所で死ぬほど退屈していたエウリディーチェは大喜び、というようなお話。


ロビーでは、典子さんと亜紀さんが並んで写ってくださいました。秘蔵します。

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