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zoom RSS 【聴2008-7】土肥絵里香さん(ピアノ)@バロックザール

<<   作成日時 : 2008/01/12 14:00   >>

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2008/1/12(土)14:00@バロックザール








実はチラシのアートディレクションに惹かれ、早々に前売券を買っていました。「ツッパリギャル」ふうに膝出してこちらを睨んでおられるお写真には魂を射抜かれました。
何しろ昨年、お得意さんからの招待でザールを初訪問された或る酒肴処のご夫婦も、このチラシは特に目に止まり、「クラシック?」と思われたそうですから、「何を聴かせてくれる人なのか知りたい」と多くの人に思わせるアートディレクションは大当たりしているでしょう。2008年度「このチラシが良かったで賞」有力候補かも。


主催のM.A.S.企画(ミュージックアートステーション)は、ライブスペース「創徳庵」を本拠に堀家明代さんが運営していらっしゃるオフィスです。
プロオケと協演したいソリスト募集もしておられます。チケットノルマ大きいのはやむを得ないですね。


土肥絵里香さんは早くも中学時にピアノを学びにイギリス、さらにアメリカに渡られ、まだ5年ちょっとです。お若い!創徳庵に出演された時に聴きのがしたので今回が初拝聴。


部活13:00で終わるよう指示したのに10分も遅延。プンプン。
ちょうどタクシーあって丸太町13:19地下鉄に乗れたのでザールに13:50に着けました。

14:05登場された絵里香さんはツッパリギャルではありませんでした。髪をアップにされ、メタリックライトグリーンのドレス。初々しいけれど堂々とした身のこなし。

1.ベートーヴェン:ソナタ第27番〜第1楽章
ナマで聴くのはたぶん初めてですが、33年間、私の「憧れの1曲」でした。この楽章は縦の重なりが比較的薄く、横方向にも「間(ま)」を重んじ、しかも劇的な音楽で、特に気に入っています。ありがたいことに素人にもサワれるパセージと、形を作りにくいパセージが交互しているので「憧れ」ます。
この楽章特有の推進力を重んじた演奏でした。冒頭メインテーマの中に、ベートーヴェンらしいゴツゴツしたホ短調の動機と、ほっこりさせるト長調の動機(ジルベール・ベコーの「シャンテ」のリフレイン似。すぐに陰りを帯びてホ短調になる)が登場します。左手に厄介な10度跳びが頻出しますがきれいに処理しておられます。全音版ふめんと異なるところ少しあったかも。

終演後インタビューしたところ、今回は時間を考えて割愛された第2楽章もお好きとのことで、次回通しで聴かせていただけると良いな。確かにメインテーマが何回も戻ってくるロンドは長い感じもしますが、親密な語らいを思わせる楽章ですから。音符の総数は縦にも横にも第2楽章が圧倒的に多い気がしますが、別にそれで敬遠なさったわけではなさそうです。



2.バッハ:イタリア協奏曲
推進力と細部の丁寧な処理が両立したお見事な演奏。第3楽章で一瞬「弾き直し」あったかも。でも気になりません。

3.グラナドス:アレグロ・ディ・コンチェルト
細かい音符が走るきらびやかな曲。サブテーマは対照的に落ち着いた歩み。

[休憩]
ザールから駅寄りすぐに、コンビニ3店が競合する「山田別れ」交差点があります。南西への斜め道(私の少年時代の通学路)もある五叉路です。
ザールに近い北西の「セブンイレブン」で眠気醒ましにコーヒー。

4.ラヴェル:クープランの墓〜2曲
第1曲 プレリュード
ややドライな音色。装飾音がきっちりキマッていて快い演奏。

第4曲 リゴードン
きびきびした切れ味良い演奏。中間部のメランコリーも良い。

この2曲で、ある程度まとまりはついている気もします。昨冬は或るジョイントで宮階郁子さんの弾かれる4曲抜粋を聴きました。6曲(でしたっけ?)通しのナマはまだです。



5.べネット:Excursions(1993)
本邦初演だそうです。
このベネットさんはRichard Rodney Bennettさん。絵里香さんにメッセージで教えていただいて早速検索したところ、映画「オリエント急行殺人事件」(ピーター・ユスティノフ as ポワロ)の音楽を書いた人として記憶にありました。

第1曲 トッカータふうの両手ユニゾンで開始。リズムが面白い。和声外音が多用されますがちゃんとハ長調で終わります。

第2曲 ブルース音符が多用されます。中間部はさらにメランコリック。後半は右手がきれいに飾ります。

第3曲 ジャズ風味に富む速い曲。拍子は・・・3+3+3+2拍子かなぁ。

CD「ピアノ独奏曲全集」をマーティン・ジョーンズが入れているようです。ふめんはNovello刊。

6.リスト:ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調
たぶんナマは初めて。ホ長調の高音域のきらびやかなテーマがきれいでした。

[ encore ]
ビル・エヴァンズ編曲:いつか王子さまが
メロディが出終わると、2周めで左手メロディ、右手はスウィングする飾り音符。きれいな演奏でした。

ミニインタビュー。


上桂で阪急に乗らず、ほぼ線路沿いに桂のほうへ歩いてみました。
特に西京区分区前に右京区役所の出張所だったところが保健所になっているところは、約30年ぶり(?)に通りました。
桂小学校正門すぐ北の和菓子店「亀屋秋月」初訪問。

御池通り烏丸西の「いきいきうどん」初訪問。セルフサービス式。だしが薄っぺらい。

19:10帰宅。

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